今日は昨日に引き続き、うさぎ店長(@usagi_tencho800)のワーホリコラムです。
過去記事はこちらから。
第1回 あなたはなぜオーストラリアへ?
第2回 ワーキングホリデービザとは何か?
第3回 ワーホリビザと学生ビザの比較
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この国は公用語が英語ですので、本来ならば働くのに英語は必須です。
カフェやバー、小売店店員などの接客業では原則英語が必要となり、できなければ働けないと見なされても不思議ではありません。
しかしありがたいことにワーホリワーカーを含めて移民も多いため、英語がほとんどできなくても働ける職場が多数存在します。
バカンスをメインに来た人はそれらの仕事をするのも決して悪いことではありません。
そうした仕事の多くは違法な低賃金であることが多いのですが、中にはきちんと法律を守り高い給料をもらえるところもあります。
では英語を伸ばす、ローカルで働くとなれば。
ここに誰しもが陥るジレンマがあります。
『英語を伸ばすために英語環境で働きたい
英語環境で働くために英語を伸ばしたい』
堂々巡りのこの悩み、どうすべきでしょうか?
【付録・日本語で働く職場】
合法
日系引越し業者…$23
高級日本料理屋…$21
日本人経営の清掃会社…$20
日系チェーンレストラン…$17
などなど。
それぞれ良い稼ぎになりますし、シティに暮らしながらでできるため、買い物や飲みに行ったりなど十分に遊ぶ時間が確保できます。休日はダブルペイもありますよ。
その一方で、
某美容室…$11
某カラオケ…$10
某パン屋…$9
などなど。またこうした仕事は長時間のシフトを強いられたりするので、思うように休みが取れないなどの問題もあります。
また、
某キャバクラ…$18~25
なんてのもありますが、1日6時間のところもある一方で4時間しか働けないところもあり、お客も基本は日系企業の駐在員ということで「英語も伸びない、お金も稼げない」なんてことになったりするようです。
短期間なら日本でやった方が稼げるのではと思います。
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確かに。
オーストラリアは英語圏ですから、暮らしていくなら英語を話さなくてはいけません。
しかし同時に、移民が多い国でもあるので、同じ国からやってきた人と、使い慣れた言葉で話して暮らすことができるのも事実。
英語圏以外からやってきた人は、どこか英語に不安があるものです。
街の悪徳オーナー(違法条件で働かせる輩)は、そういう事情を知っているため、その弱みに付け込んでくるんです。
これは日本系(いわゆるジャパレス)に限らず、アジア系だろうと、オーストラリアのオーナーだろうと同じです。
お金がない、でも英語話せない、でもすぐお金が欲しい、、
オーナーとしたら、使い捨ての人間が次から次へとやってくるので、楽でしょうね。
Gumtreeで募集かけたらすぐ人が集まります。
僕は、英語を使うとかいう前に、きちんとした環境、賃金で働ける職場を選ぶべきだと思っています。
まあこれは人によって、賃金よりも英語だ!とか、考え方が変わってくるとは思いますが、、、
実は、職種によっても、英語を使う頻度は大きく変わってきます。
もちろん、英語を話す人と多く接する人(交渉、受付など)は、英語をよく使うことになりますし、そもそも話すことが少ない職種(キッチンハンドなど)では、英語の上達につながることは少ないでしょう。
働くことと英語、僕なりにまとめると、
英語話者が多い職場←→日本人ばかりの職場
英語話者と多く接する職場←→人と会話しない、日本人と多く接する職場
もちろん、左側のほうが、英語の上達は大きいです。
それと同時に、英語のスキルが高い人が求められ、競争は激しくなります。
ここで悩んでしまうわけですね。
英語を伸ばしたいのに、希望するポジションには手が届かない、、、
でも、すぐできる仕事では、英語は伸びそうにない、、、
どうすればいいのでしょう?
次回は、こんな悩みを抱えたあなたへ、うさぎ店長からのアドバイスです。
お楽しみに。
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